ETLツールとしてのKNIMEのメリット

当たり前の話ですが、データ分析をするためには元になるデータが必要になります。

元になるデータは、分析する目的に沿った構造である必要があります。基本的には集計する軸(ディメンションなどともいわれます)と集計する数値(指標)で構成されることになります。分析される目的は様々であり、よって元になるデータも様々なものとなり、結果、オリジナルのデータそのままでは分析の元データとして利用できない場合が多くなります。

なのでデータ分析の際には前準備としてオリジナルのデータを成型する作業が必要になることが多々あり、データ分析の際のボトルネックの多くが、この作業になることが見受けられます。BIツールを導入してもなかなか使いこなせていない、という話を聞くことがありますが、原因の一つもここにあるようです。

さて本題のKNIMEですが、データの連携、統計・解析、また処理の自動化がUIからできるアプリでデスクトップ版は無料で利用できます。同様のツールとしてはSASのEG、SPSSなどはありますが、超高額で、現在ではTableau(prep含む)やExploratoryなどもあります。

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